「兄弟2人で相続した土地を分けるときのポイントが知りたい」
「土地を相続する際の注意点を知りたい」
土地を相続する方で、このようにお考えの方がたくさんいらっしゃいます。
そこで、今回は相続した土地を兄弟で分ける方法と、土地を相続する際の注意点をいくつか紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
□相続した土地を兄弟で分ける方法について
相続した土地を兄弟で分ける方法をいくつか紹介します。
1つ目は遺産分割協議です。
相続人で分割方法を決める話し合いのことを、「遺産分割協議」といいます。
遺産分割協議を行う義務はありません。
しかし、相続税を納める方は10か月以内に遺産分割協議を行うことをおすすめします。
遺産分割協議を書面に書いたものを、遺産分割協議書といいます。
遺産分割協議書には、誰がどの遺産を相続するかの内容が書かれています。
遺産分割協議書は、主に相続人の口座に払い戻しを行う場合や、名義変更を行う場合に使用されます。
正式な書類となるので、行政書士や司法書士などの専門家に作成を依頼することをおすすめします。
2つ目は代償分割です。
代償分割とは、公平に財産を分割できなかった場合、多く相続してしまった方が他の相続人にお金を支払う方法です。
しかし、代償分割をする際は相当の現金が必要になるため、実行する方は少ないです。
以上が方法についてでした。
□土地を相続するときの注意点について
続いて、土地を相続するときの注意点をいくつか紹介します。
1つ目は境界確定を行うことです。
境界確定とは、土地の境界線を決めることをいいます。
境界が確定してないと、土地所有者全員から境界線の合意を得る必要があります。
確定には50万円の費用がかかったり、5か月以上時間がかかったりする場合があるため、注意が必要です。
2つ目は接道義務を満たすことです。
接道義務とは4メートル以上の幅のある公道に敷地が2メートル以上接地していなければならないという法律の規定です。
建物がたてられないとなると、土地の価値が下がってしまうため、注意しましょう。
以上が注意点についてでした。
□まとめ
今回は相続した土地を兄弟で分ける方法と、土地を相続する際の注意点をいくつか紹介しました。
この記事がお客様が土地を相続する際、少しでも役に立てば幸いです。
当社はお客様一人一人の意見を真摯に受け止め、最高のサービスを提供します。
何かお困りごとがある際はお気軽にお問い合わせください。