住宅ローンの支払いが難しくなり任意売却を考えているが、任意売却後の生活はどうなるのか心配しているという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、任意売却後の生活について解説します。
また、任意売却後の残りのローンはどうなるのかについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
□任意売却後の生活についてご紹介!
任意売却後の生活では多くの制限を受けてしまうのではないかと心配されている方もいらっしゃるでしょう。
ここからは、任意売却後の生活についてご紹介します。
まず、任意売却後の生活では、以下のようなことは通常通り行えます。
・賃貸住宅での居住
・携帯電話の購入
・今まで住んでいた住居に住む
・今まで使用していた家財道具を使用する
・年金の受給
ただし賃貸の場合は、家賃をクレジットカードでは支払えません。
反対に、任意売却後の生活では以下のようなことが制限されます。
・今まで使用していたクレジットカードの利用
・新規でのクレジットカードの発行
・住宅の購入
・車の購入
このように、残債を全て返済するまでは様々な制約のある生活を送ることになるでしょう。
そのため、任意売却後の生活が心配だという方も多くいらっしゃるかもしれません。
ただし、5~10年後にはクレジットカードを発行できたり、新たなローンを組んだり、住宅や車の購入ができるようになったりと、制約が解除されてきます。
そのため、住宅ローンの残債については、制約が解除されるまで誠実に返済するのが重要です。
□任意売却後の残りのローンはどうなるのか?
任意売却後に残ってしまったローンの返済はどうなるのでしょうか。
任意売却をすれば全ての借金が無くなると思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、借金がゼロになるわけではありません。
任意売却を行う場合、不動産を売却して返済をしても、一部の借金が残ってしまう場合があり、この残債は任意売却を行った後も返済する義務があります。
任意売却で言う「残債」とは、任意売却の売却益で債権者へ返済しても、なお借入金残額が返済できずに残ってしまう借入金のことです。
先ほどもご紹介したように、この残債をゼロにするのは難しいですが、任意売却後は無理のない範囲で返済を進めるための交渉を行えます。
□まとめ
今回は、住宅ローンの支払いが厳しくなり任意売却を考えているという方に向けて、任意売却後の生活について解説しました。
また、任意売却後の残りのローンはどうなるのかについてもご紹介しました。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
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