マイホームを建てる際には、住宅ローンを利用される方がほとんどでしょう。
住宅ローンは家を建ててから最大35年間の分割払いが可能ですが、年齢が上がるにつれローンの支払いが厳しくなってくるのも事実です。
そこで今回は、75歳まで住宅ローンを払い続けるのはきついのかご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□75歳まで住宅ローンを支払い続けるのはきつい?
75歳までに住宅ローンを完済できなかった場合、様々な心配点が出てくることは事実です。
ここからは、75歳までにローンの返済が終わらない場合の注意点を2つご紹介します。
1つ目が、バリアフリーリフォームの費用が必要になる場合があることです。
年齢を重ねても今と同じ生活が送れるのが理想ですが、加齢による身体の機能の衰えを完全に止めることは難しいです。
加齢の他にも、予期せぬ事故などで車いす生活が余儀なくされることもゼロとは言い切れません。
このように長期的に見ると、バリアフリーリフォームの必要が出てくる可能性も十分にあるでしょう。
この場合、新たにリフォーム費用が必要となり、大きな出費となります。
2つ目が、医療費負担が増える場合があることです。
これまで、75歳以上の医療費の自己負担割合は1割で済んでいました。
しかし、2022年の10月からは、75歳以上であっても一定の収入がある場合は、医療費の負担割合を2割にすることが決定されています。
皆さんもご存じの通り、日本は超高齢化社会です。
今回だけでなく、今後も医療費負担の費用負担が増加する可能性もあるでしょう。
高齢になるほど医療にかかりやすくなるのは事実であり、住宅ローンの返済をしながらの医療費は、決して安いとは言い切れません。
□定年後でも安定して返済を続けるコツをご紹介!
ここからは、定年後でも安定して住宅ローンの返済を続けるコツを2つご紹介します。
1つ目が、家計のダウンサイジングは計画的に行うことです。
定年後は収入が一般的に下がるため、現役時代よりも出費を抑える必要がありますが、生活スタイルを変えるのは意外と難しいです。
いきなり以前の生活水準を下げようとしても、なかなかすぐに対応するのは難しいため、定年を迎える数年前から、家計のダウンサイジングに備えて準備するのが大切です。
2つ目が、返済計画の柔軟な見直しを行うことです。
家計のやりくりだけで対応出来ない場合は、より返済額を減らす方法を検討することも大切です。
例えば、現在のものより金利の低い住宅ローンへ借り換えを行うことで、返済負担が小さくなる可能性もあるでしょう。
また状況によっては、金融機関に返済条件の変更を相談するのも一つの方法です。
□まとめ
今回は、マイホームを建てる際に住宅ローンを利用しているという方に向けて、75歳まで住宅ローンを支払い続けるのはきついのかご紹介しました。
また、定年後でも安定して返済を続けるコツについてもご紹介しました。
その他ご質問や相談等ありましたら当社までお気軽にお問い合わせください。