周囲から見ても、ゴミや不要なものでいっぱいの家は、一般的にゴミ屋敷と呼ばれます。
1人ではなかなか片付けが難しいゴミ屋敷は、手放せずに放置されてしまうケースが多々あります。
そういった家の任意売却は可能ですが、手順や注意点があります。
今回は、ゴミ屋敷の売却方法について紹介するので参考にしてみてください。
□ゴミ屋敷の任意売却について
家がゴミ屋敷になってしまったが、その家を売却したいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ゴミは、ゴミ屋敷に限らず一般的な家の任意売却でもトラブルに繋がる可能性があります。
少しでもゴミが残っていると、引き渡しの際にどのように処分するか問題になり、処分費用が発生することから物件の価値を大幅に下げてしまいます。
様々な理由により住宅ローンや税金を滞納している場合、自宅が競売にかけられることがあります。
競売の場合は任意売却よりも返済額が多くなる傾向があり、任意売却価格と比較すると20パーセントから40パーセント低くなり、債務が残ってしまいます。
また、落札されると転居先が見つかっていなくても物件の引き渡しを余儀なくされ、引越し費用は基本的に全額負担することになります。
立ち退き費用の交渉も自分で行う必要があるため、競売にかけられる前に任意売却したいと考える方も多くいらっしゃるでしょう。
ゴミ屋敷の任意売却は簡単なことではありませんが、不可能ではありません。
□売却方法とは?
実際に、ゴミ屋敷を売却する方法をご紹介します。
まず、ゴミを残したまま売却する場合についてご紹介します。
ゴミの処理には時間とお金がかかるため、そのまま売りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
一度ゴミ屋敷となってしまった物件の売却は難しく、売却価格も通常価格の半額と低くなってしまいます。
そのため、ゴミをなるべく処分してから売却するようにしましょう。
次に、ゴミを処分してから売却する場合についてご紹介します。
物件を売却する前にゴミの処分を行う場合、一度ゴミ屋敷となってしまうと、自力で処分するのは難しいでしょう。
そのため、ゴミの処分を引き受けている会社に依頼することがおすすめです。
また、戸建ての場合は更地に戻すことで売却しやすくなります。
□まとめ
この記事では、ゴミ屋敷の任意売却方法について解説しました。
ゴミ屋敷を売却する際には、ゴミを処分してから売却するようにしましょう。
任意売却についてご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。